おうめです。

前回の続き
「不具合とは？」です

例えば連れ合いや恋人の浮気なんかは
予測できるものじゃないですよね
予測できるとすれば、
それは日々相手を疑いの目で見てたって場合だけ
相手に前科があって、
それで自分も勉強して心にも余裕（？）が出来て予兆に気づくってハナシで
そんなケースは二度目、三度目から

でも二度も三度も浮気なんて色男、色女は
ワタシら一般庶民にゃなかなかいらっしゃいません
だからここでは一度目の、「浮気ーっ!?」のこと
たいていは不意に襲ってくるものです

不意に「う、浮気？」なんてなると、もちろん誰だってうろたえます
それから限られたヒトたち、
お身内なりに相談されて「調べてみよう」ってなったときに
ワタシたち探偵って存在が初めて浮かび上がってくるんです
今までまったく関係がなく、関心がなく、
覚えもなければもちろん知識もまったくないこの業界が
そこなんです
どうやってその『探偵』を選ぶんでしょう？

体の具合が悪くなったらお医者さん行くでしょう？
体のことなら周りのヒトたちにも普通に相談できますし
すると誰かかれかはその不調に最適と思われるお医者さん知ってるはずです
だけど、コトは体のことじゃなく、浮気です

もしかして誰かかれか『探偵』を利用された方はいらっしゃるかもしれませんが
だけどそんなのは周りのヒトたちに言ってまわるようなことじゃないですよね
さっきも書いたように限られたヒトたち、
ご自分のその『限られたヒトたち』の中に
さらにその『限られたヒトたち』がいないと
はっきり言いまして−スイマセン 汚い言葉ですが−

『クソ』探偵　つかんでしまうわけです
これが前回の「不具合」なんです

探偵業界に関する法律もそこそこ整備され、
ネットを通じていろいろと情報を引き出すことのできる世の中ですけど
それでもまだまだ義理も人情も誠実も、
職業倫理もなにもかもあったもんじゃない『クソ』探偵は存在します
『クソ』探偵つかんでしまうヒトたちももちろん、ね
じゃあ その『クソ』探偵どうしよっかー、てーとまた難しい問題なわけで
すべてを前回書いたような「不具合」の原因に責任を負わせることはもちろんできませんし、
そう考えてはいけないこと
だからこそ法律の整備があったりするわけで・・・
まあそうですね、
ひとつくくりにするのはイヤですけど業界全体の、
たぶんずーっと抱え続けるだけで解決できない問題でしょうね・・・
こう結論づけるのはイヤですけどね

ワタシらとしても、だから努力はします
この『探偵日記』続けてるのもその一環です
ワタシらも『クソ』探偵になんないように、っていう戒めにもなりますし
こうして偉そうな口叩いてる分やんなきゃ、ですよね